はじめに
2024年6月よりカナダのバンクーバーにて留学をしているアラサー元教師です。
カナダに来て半年が経ちました。
留学といえば、まず思い浮かぶのがホームステイという言葉ではないでしょうか?
留学会社の人や経験したお友達の話、インターネット等の情報、
”とてもよかった!”という話から、”最悪。囚人のような生活だった(笑)”という話まで、本当に様々。
私もバンクーバーに来て、最初の1ヶ月はホームステイをしていました。
私のホームステイ先は、俗にいう”当たり🎯”だったと思います。
そんな、ホームステイ生活を振り返って、報告したいと思います。
ホームステイの手配・金額
ホームステイの手配は、語学学校の申し込みと同時に、留学会社にお願いしました。
申し込み当初は、”バンクーバーで家を見つけるのは大変だ!中々見つからない!” なんて話を聞いたり、YouTuberたちが言っていたので
言われるがままに申し込んでいましたね💦
料金はこんな感じでした↓
ホームステイ手配手数料:300ドル
ホームステイ滞在費(1ヶ月分):1300ドル
※食事3食、電気・水道・Wi-Fi使用料、1週間に1回の洗濯込み
手数料がこんなに取られていたんだという驚きはありましたが、
よい家庭に配置されたので、結果的にはよかったかな~といった感想です。
同じ語学学校の友達には、留学会社を利用せず、語学学校からホームステイ先を紹介してもらっていた友達もいました。
- 家と学校の距離が遠い。(学校まで30分以上かかる、2ゾーン・3ゾーンから通っていた。)
- ホストファミリーやルームメイトのトラブルがあった。(ホストファミリーに自分が買った卵を勝手に使われた。とか、食事が合わない等)
- 学校にそれらの問題点を申し出たが、解決してもらえない。(例えば、学校側から問題点を言うと、その後のホストファミリーとの関係が悪くなるから、自分で伝えた方がいいと言われるなど。)
逆に、韓国人のお友達ですが、留学会社を通して、ホームステイを申し込んだお友達たちは
- ホストファミリーがフィリピン人だけれども、友達に合わせて韓国料理を作ってくれた。
- 誕生日やサンクスギビングデーなどのお祝いを一緒にした。
お友達のお誕生日に、お友達のホームステイ先に誕生日パーティー&お泊りに招待されたこともありました。(写真がその様子)
私のホームステイの概要
立地:サウスバンクーバー(South Vancouver)
ダウンタウンにある学校までバスと電車で40分くらいで行けるところにありました。
住宅街なので、スーパーマーケットとかは、近くにありませんでした。
ホームステイは食事付きなので、当時は、スーパーを利用することも特になかったので、不自由は感じませんでした。
その分、大きめの公園があってお散歩に快適でした。
家族構成
ホストマザー:年配の女性・フィリピン系・仕事は定年退職され、旦那さんは他界している。
ホストキャット?:ペットの猫
※ホームステイ手配時に、動物や食物アレルギー等は確認されたかと思います。
ルームメイト:5人くらい(日本人が多かったですが、メキシコ人、ヨーロッパ人など)
部屋の様子
私の部屋🛏
私は1番、日当たりのよい部屋に住ませてもらっていました。
部屋によって値段が違います。
下の階(ベースメント:地下の部屋)には、部屋代のみ(食事なし)の人たちが住んでいたかと思います。
キッチン🍳
基本的には、ホストマザーが食事を用意してくれるので、何も作ったりはしていませんでした。
バンクーバーは水道水が飲めると言われているので、私は水を汲むくらいの利用でした。
キレイにしてくれているとは思うのですが、排水溝(生ごみ)の匂いが少し気になっていました(笑)
この小さい冷蔵庫にフルーツやヨーグルトが常備されていて、朝ごはんは自由に食べさせてもらえてました。
(イチゴ、ブルーベリー、バナナ、みかんなどなど、すごく贅沢だったと思います。)
そして、ネスプレッソがあって、コーヒーも自由な時に飲ませてもらえました。
コーヒー好きの私には、すごく嬉しかった😍☕
私はあんまり飲んでいませんでしたが、ジュースや牛乳も常備されています。
バス・トイレ🚽🛁
きれい好きな方だったので、とてもキレイで使いやすかったです。
ホストマザーに”ハウスルールはある?”と聞くと、
”バスルームに髪の毛を残さない!” それだけだよ。と言われたことに驚きと、そのことにすごく同感しました。
※家庭によっては、門限やシャワーを浴びる時間などが決まっていたりします。
私は、上の階に住んでいたので、ルームメイトとオーナー含め4人でシェアしていました。
とくに、他の人たちと時間が重なることもなく、自分の好きなときに使えていました。
食事について
一番気になるのが食事についてだと思います。
文化が違うので仕方ないことですが、”ホームステイで食事が合わなかった”という話は、よく聞きますね。
因みに、私のホストマザーはフィリピン人だった、そして料理好きの方だったので、本当にラッキーだったなという感じです。
朝食
フルーツ、ヨーグルト、シリアルなどが常備されているので、自分で好きなのを食べる。
たまに、パンケーキやクレープを焼いてくれていました。
昼食
平日は学校があったので、お弁当を作ってくれていました。
サンドイッチの日もあれば、昨日のご飯の残りであったり、カレーや焼き豚丼みたいなのものなどなど。
夕食
ルームメイトはいましたが、みんな帰る時間がバラバラなので、
ダイニングテーブルに夕食を用意して、置いておいてくれるので、自分で好きな量をよそって食べます。
滞在中、ホストマザーが病気をしていることもあり、フライドチキンなど買ってきたものの時もありました。
時間が合えば、ルームメイトたちとおしゃべりしながら食べることもあって、楽しかったです。
贅沢だな~と思いつつも、気になった点は
- 米がタイ米というか、日本の米とは違って、私はあんまり好きではなかった。
- サラダとか野菜がなくて、”肉だけ”のときや、料理が脂っぽいなと感じるときがあり、野菜不足、健康面が少し気になった。
ホームステイでの生活を振り返って
ホストマザーは、本当におしゃべりなおばちゃんでした。
私が住み始めた当初。ホストマザーがすごい咳をしていて、その咳の爆音で朝4時くらいに起きることもありました💦(笑)
そして、風邪もうつされました。今ではいい思い出です。
あと、家で”サンディー”とペットの猫の名前を大声で呼んでいたり、
アイスホッケーの試合を見て、発狂していたりしていたのをよく覚えています。
ですが、明るく、元気でとてもよい方でした。
キレイ好きで掃除をしっかりしてくれていたのはもちろんのこと、
洗濯も週1でやってくれたので、すごく有難かったです。
また、そこで出会ったルームメイト(日本人)とも仲良くなれたのも、本当によかったなと。
来たばかりで何もわからない私に、バスや電車の乗り方とか、近くのスーパーとか
基本情報を色々、教えてくれました。
そして、”英語が伸びない!”とか、そういった悩みも共有できて、それも嬉しかったですね。
一番面白かったのが、その子とホストマザーが仲がよすぎて、
宝くじを買いに行かされたり、病院に付き添ったりしていました。
私はホストマザーのマシンガントーク(英語)を理解できないことが多かったのですが、
ルームメイトは、いつも完璧に聞き取って、私に説明してくれてました🤣
お出かけが好きな子ではなかったので、一緒に遊びにいったのは数回でしたが、
その数回が本当に貴重な思い出です(笑)
彼女は、今、バンクーバーから離れたところで仕事をしているので、
ずっと会えていませんが、この記事を書いていて、久しぶりに会いたくなりました。
おわりに
私のホームステイ話は、いかがだったでしょうか。
大学生のころに、オーストラリアで1ヶ月ホームステイをしたことがあるのですが、
その時よりも、ホストマザーが明るい人だったからか、
ルームメイトが居たからなのか、
思い出に残る、すごく楽しい1ヶ月でした。
本当は延長も考えていて、ホストマザーにも相談したのですが、夏は留学に来る生徒が多いようで、
次に受け入れる人が決まっていたので、延長はできず、家を出ることになってしまいました😅
因みに、その後の家探しは、7月(夏)だったので、中々見つからず大変でした。
結果論でしかないので、何とも言えませんが、夏に来る予定の方は、ホームステイを長めに設定してもよいのかな?と思います。