はじめに
2024年6月よりカナダのバンクーバーにて留学をしているアラサー元教師です。
11月から新しい家に引っ越し、ルームメイトができました。
※正確にいうと、以前の家も日本人のルームメイトがいたのですが、
共用のリビングみたいなところがなかったので、ほとんど関わる機会がありませんでした。
今回のルームメイトは、イラン人の大学生の女の子。
”これ何?” “日本語で何て言うの?”と日本の文化にすごく興味を持ってくれて嬉しいです。
私にとって、イランやペルシャ語は、未知の世界。
改めて、こうやって1つの国に居ながら、色々な国の人や文化に触れられるところが
カナダのいいところだな~と思います。
そんなこんなで、ルームメイトと初めてお出かけしたので
その様子を紹介したいと思います。
T&T おおさか
カナダには、T&Tというアジアの食料品や日用品などがそろっているスーパーマーケットがあります。
彼女から、”T&Tで売られてているものを紹介してほしい!”という提案があり、2人で散策することにしました。
店舗がいくつかあるのですが、訪れたのはPark Royalというショッピングモールに併設されている店舗に行きました。
彼女は、色々なものに興味深々で、終始楽しそうでしたね💗
因みに、私は梨(秋月)とレンコンを買いました。
※カナダは量り売り方式。しかも表記が”1b(1ポンド=453.6g)あたり、いくら”という表記なので、
”思っていたよりも高い!”なんてこともざらにあるので、注意が必要です。
私は、梨1個とレンコン1節を購入し、$3くらいだったので、
そんなに高くはなかったかなと思います。
彼女は、おかしやラーメンを買っていました。
初めてのイラン料理
イラン料理、ペルシャ料理とも言います。
連れてきてもらったお店は、Yaas Grill House
お店の名前にGrill(グリル)と入ってるだけあって、メニューはお肉とご飯のセットみたいな感じですね
お肉は、チキン、ビーフ、ラムなど、量や組み合わせを選べて、私はビーフとラムチョップを選びました。
オプションでサラダをつけたらいいよ~とおすすめしてくれたので、サラダを追加しました。
サラダは、塩、レモン(お酢?)、コショウと、すごくシンプルな味付け。
お肉は、焼き方を選べるのですが、私はウェルダン(よく焼き)で注文しました。
一番驚いたのが、お肉にクセがなくて、柔らかいこと。
味付けは非常にシンプル。塩とスパイスを何か使ってる思うのですが、辛くもないし、特に何も感じなかったです(笑)
追加で、よくわからないスパイスをかけて食べます。正直、かけても、かけなくても変わらないような味、風味でした(笑)
ご飯は、炊き加減が丁度よくバターとかを軽く混ぜているからか、おいしかったですね。
値段は、$26.67
全部食べきれなくて、ボックスをもらって半分お持ち帰りました。
そう考えると、量も多いし、そんなに高くないのかな~と思います。
※”イラン人はよく食べるから量が多いのよ~”と言っていました(笑)
初のイラン料理でしたが、全体的にシンプルな味付けで、ヘルシー。お肉が柔らかいので、私は結構、気に入りました。
隣のテーブルを見ていて、ナンみたいな巨大なパンを食べている人が多くて、
他のお店だと、もっと大きいとのことなので、次はそれに挑戦したいと思います。
ルームメイトとの小話~親友をつくるのは難しい~
ルームメイトは,私より長くカナダにいるのですが、大学が忙しいからなのか、
「イラン人以外の友達とお出かけするのは、あなたが初めて!」とすごく喜んでくれました。
私も嬉しかったですね😊
自分たちの国のことや、学校について、色々なお話をしました。
宗教もあるし、、、とドキドキしながら、質問したりしましたが、意外と何でも教えてくれて、びっくり!
- イランだと、スカーフしなきゃいけない。
- お酒は禁止だから。どこにも売ってない。でも、バンクーバーではたまに飲む。
話の中で、すごい共感したのは、”親友を作るのが難しい”という話。
私も、9月に気持ちが落ち込んでいた時に、似たようなことを思っていたな~と。
”学校で話す友達もいるし、時々出かける友達もいる。でも、ベストフレンド(親友)ができないんだよね~”と。
”やっぱり、言語が問題なのかな~。”と話していて、
その時は、アドバイスとか、意見とか何も言えなかったですが、”わかる~。”とすごく共感をしました。
私なりの解決方法
私は、バンクーバーに来て、4ヵ月目に”私には居場所(コミュニティ)がない”、と深みにはまり、気持ちが落ち込んでいた時期がありました。
その中で一番よかったというか、元に戻るきっかけとなった考え方が
”コミュニティって頑張ってできるものでもなくない?頑張らなくていいや!”とあきらめたことです。
悩んでいる時って、物事の片方の面しか見れてないことが多いですよね。
私も ”コミュニティがない。一人。= 悪いこと。さみしいこと。ダメなこと” みたいな概念がありました
一人でいることの、メリットや楽しさを考えたり、
コミュニティに属すからのデメリット
(例えば、以前はコミュニティに属すからこそ、周りに気を遣って疲れたな~ とか)
を考えたことで、”一人(孤独)を楽しむ。”も今しかできない。
と思えるようになって、気持ちが楽になったなと。
よく、”何かを得るなら、先に何かを手放す。”と言われますが、その通りの気がしました。
言葉にするのが難しいのですが、
一旦、”コミュニティが必要”という概念を手放したからこそ、
- 新しい家で、一緒に住む人たちと心地よく過ごせている。
- カナダでできた友達とも、より自然に、だけど親しく関われている。
- 日本にいる友達や家族とも、より深くつながれている。
- オンラインを通して、新しい人との出会い、コミュニティができた。
こんなことを得られた気がしています。
ただ、私もこの結論にいたるまでには、たくさん時間を要しました。
そして、一人で悩んだり、本を読んだり、YouTubeの動画を見たり、人に話したり、、、
おわりに
話が逸れてしまいましたが、
ルームメイトの初のお出かけは、私にとっても楽しい、貴重な体験になりました。
これからもっともっとお互いのことや、国のことを知り合えたらいいなと思います。
出会いに感謝。
折角なので、ブログでも、イランの文化について学んだこともシェアしていきますね。
タシャクール(تشکر) ※ペルシャ語でありがとう🌈